光合成とは何か?
光合成の基本 :植物が二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出す働き
🌱 植物が光合成をする 本当の目的 は何?
→ 二酸化炭素から 炭素 を得て、 でんぷん を作ること!
光合成の正確な式:
二酸化炭素 + 水 → でんぷん + 酸素
※でんぷんは炭水化物とも呼ばれる(炭素が含まれている)
🔍 光合成に必要なもの :
- 二酸化炭素(材料)
- 水(材料)
- 葉緑体(場所)
- 葉緑素(色素)
- 光(エネルギー源)
📝 材料と条件を区別しよう!
材料:二酸化炭素と水のみ
条件:葉緑体、葉緑素、光
葉の構造と気孔
葉っぱの表面には 気孔 という小さな穴がある
気孔の役割:
- 二酸化炭素の取り入れ
- 酸素の放出
- 孔辺細胞が開閉を調節
呼吸とは何か?
植物の呼吸 :酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す働き
🌿 理科での「呼吸」の意味:
細胞が酸素を使ってエネルギーを生み出すこと
呼吸の正確な式:
養分(でんぷんなど)+ 酸素 → 二酸化炭素 + 水 + エネルギー
📝 重要ポイント:
植物は 昼も夜も常に呼吸 している!
昼間は光合成の方が活発なので、全体としては二酸化炭素を吸収
💡 光合成と呼吸の関係 :
- 光合成:でんぷんを作る
- 呼吸:でんぷんを使ってエネルギーを得る
光合成の実験
ヨウ素液による実験 :でんぷんの検出
📝 結果:光が当たった部分だけ青紫色に変化(でんぷんあり)
→ 光合成には光が必要であることの証明
気体の発生実験
二酸化炭素の検出 :石灰水の実験
📝 結果:
・光合成実験:石灰水が濁らない(CO₂減少)
・呼吸実験:石灰水が濁る(CO₂増加)
水草の実験 :酸素の発生確認
📝 ポイント:
・息を吹き込んだ水(CO₂豊富)を使用
・温度上昇を防ぐため水槽で遮熱
・BTB液を使うと色の変化で確認可能
気体量の測定実験 :インクの移動で確認
📝 実験のポイント:
・水酸化ナトリウム水溶液でCO₂を吸収
・温度変化を防ぐため水槽内で実験
・O₂吸収量とCO₂放出量の差を計算可能