🌱光合成のしくみ

光合成に必要なもの

  • (太陽光、実験で証明)
  • 葉緑体(緑色の部分、実験で証明)
  • 二酸化炭素(空気中から取り込む)
  • (根から吸収)

光合成の実験:光とデンプン生成

光あり

部分C, F → 青紫色に変化

➡️ デンプンが生成された

VS
光なし

部分E → ヨウ素液の色 褐色のまま

➡️ デンプン生成なし

📌 黒い紙で覆って実験

斑入りの葉の実験:葉緑体とデンプン生成

葉緑体あり

部分C → 青紫色に変化

➡️ デンプンが生成された

VS
葉緑体なし

斑入り部分D → 褐色のまま

➡️ デンプン生成なし

光合成の過程 二酸化炭素+水 酸素+デンプン

🫁呼吸のしくみ

呼吸の特徴

吸収

酸素を吸収する

VS
排出

二酸化炭素を排出する

発芽した大豆種子の実験

赤インクの動きを観察 👀

🔍 インクの動きの要因:

  • 酸素吸収による体積減少 → 左へ移動
  • 二酸化炭素排出 → 水酸化ナトリウム水溶液が吸収

二酸化炭素の性質

  • 水に溶けると酸性(炭酸水)になる
  • アルカリ性水溶液(水酸化ナトリウム、石灰水)に吸収される

🌿オオカナダモの光合成実験

泡の発生と二酸化炭素の関係

実験開始時

二酸化炭素が十分ある

→ 泡が盛んに発生

VS
実験後

二酸化炭素が減少

→ 泡が発生しにくくなる

泡を再び発生させるには?

二酸化炭素を供給する(息を吹き込むなど)

📝 この実験から分かること:

光合成には二酸化炭素が必要であり、不足すると反応が弱まる

🌷植物の分類

チューリップの花の構造

見た目

花弁が6枚に見える

VS
実際の構造

外側の3枚は「がく

内側の3枚が「花弁

子葉の数による分類

単子葉植物
  • チューリップ
  • イネ
  • ユリ
VS
双子葉植物
  • レンゲソウ
  • ハルジオン
  • 多くの草花
子葉1 子葉2 種子

📌 覚え方:植物の特徴を見て分類することができます

☀️太陽の性質

太陽の分類

太陽は

恒星(自ら光る)

VS
それに対して

惑星、衛星(自らは光らない)

なぜ太陽が特別に見えるの?

地球に非常に近いから!

太陽自体が他の恒星と比べて特別ではない

太陽の状態

高温の水素ガスが光っている

⚠️ 燃焼しているわけではない(酸素がない)

🔥 プロミネンスは炎ではない

太陽の表面温度

  • 通常部分:約6000℃
  • 黒点:約4000℃(周りより低い)

太陽の活動と黒点

  • 活動が活発 → 黒点が増える
  • 活動が穏やか → 黒点が減る

🌍地球の動きと太陽の見かけの動き

太陽の1日の動き(日周運動)

見かけの動き

太陽が東→西へ動く

VS
実際の動き

地球が西→東へ自転

太陽の1年の動き(年周運動)

見かけの動き

季節による太陽の通り道の変化

VS
実際の動き

地球が太陽の周りを公転

+地軸の傾き

太陽 地球 地球 夏(北半球) 冬(北半球)

📝 地軸の傾きが約23.5度あるため、季節による太陽の見え方が変わる

🔆太陽の動きと影の動き

太陽の位置と影の向き

太陽が東

影は西に伸びる

VS
太陽が南

影はに伸びる

動きの方向

太陽の動き

東→南→西

(天球上では反時計回り)

VS
影の動き

西→北→東

(時計回り)

📌 時計回りの由来:日時計で影の動きを観察したことから

影(東) 影(南) 影(西) 太陽(東) 太陽(南) 太陽(西)

🍂季節による太陽と影の変化

季節による太陽の南中高度

☀️
夏(夏至)

高い

☀️
春・秋分

中間

☀️
冬(冬至)

低い

季節による日の出/日の入り位置

夏(夏至)

北寄りの位置

VS
冬(冬至)

南寄りの位置

季節による昼の長さ

夏(夏至)

長い

VS
冬(冬至)

短い

正午の影の長さ

夏(夏至)

短い

VS
冬(冬至)

長い

春分・秋分の特徴は?

  • 昼と夜の長さがほぼ同じ
  • 太陽は真東から昇り、真西に沈む

📝 これらの変化はすべて地軸の傾きによるものです!

🌡️太陽高度と気温

太陽高度と光の当たり方

高度が高い

狭い面積に集中 → 強い

VS
高度が低い

広い面積に分散 → 弱い

夏が暑い理由は?

  • 太陽高度が高い
  • 昼が長い
  • ❌ 太陽との距離が近いからではない

地軸の傾きが主な要因!

地表面 夏の太陽 冬の太陽

時刻と影

時刻による影の長さ

正午頃

短い

VS
朝・夕方

長い

影の動く速さ(見かけ)

正午頃

ゆっくり

VS
朝・夕方

速い

📌 太陽の動きは一定でも平面上での影の伸び方が違う

正午の影の向き(地域差)

標準時子午線(明石)

ほぼ真北

VS
明石より東(東京など)

少し東寄りにずれる

📝 経度と標準時の関係によるずれ

🌅日の出・日の入りと季節

グラフの解釈の注意点

  • 縦軸の時刻の範囲でグラフの形が変わる
  • 昼の長さ or 夜の長さのどちらを表すか注意
  • 春分・秋分の昼夜はほぼ同じ(厳密には昼の方が少し長い)
  • 日の出・日の入りの定義(太陽の上端が見える/隠れる)

ダイヤモンド富士が見える時刻は?

富士山の東側

夕方(東京など)

VS
富士山の西側

観察地点と太陽・富士山の位置関係が重要

季節による日の出位置の変化

冬→夏にかけて

南寄り→北寄り

(左へ移動)

夏→冬にかけて

北寄り→南寄り

(右へ移動)

地平線 冬至日の出 春分・秋分の日の出 夏至日の出