第86回オークス(優駿牝馬)2025 予想のポイント

血統、ローテーション、コース適性、追い切り、過去10年の傾向、予想オッズ徹底分析

開催概要

レース基本情報

レース名称: 第86回優駿牝馬(オークス)

日時: 2025年5月25日(日)15:40発走予定

開催場・レース番号: 東京競馬場 第11レース

条件: サラ系3歳オープン(国際)牝(指定)馬齢

負担重量: 55kg

コース: 東京競馬場 芝2400メートル(左回り)

賞金・放送情報

本賞金:

  • 1着:1億5000万円
  • 2着:6000万円
  • 3着:3800万円
  • 4着:2300万円
  • 5着:1500万円

テレビ中継: フジテレビ系列『みんなのKEIBA』、『競馬BEAT』

BS放送: BSフジ『BSスーパーKEIBA』、BSグリーンチャンネル(有料)

オークスとは

優駿牝馬、通称「オークス」は、日本の牝馬三冠路線の第二関門として、競馬史にその名を刻んできました。このレースは、3歳牝馬にとって、2400メートルというクラシックディスタンスでその能力を証明する試金石であり、スピードのみならず、スタミナとクラスが厳しく問われる一戦です。東京競馬場の2400メートルという舞台は、日本競馬における最高峰のレースが数多く行われる屈指のコースであり、オークスはその中でも牝馬にとって世代ナンバーワンを決定づける重要な意味を持ちます。

コース徹底分析:東京競馬場 芝2400m

コースレイアウトと特徴

東京競馬場の芝2400メートルコースは、正面スタンド前の直線半ばからスタートし、ゴール板を一度通過してコースを一周するレイアウトです。最初の1コーナーまでの距離は約350メートル(Aコース使用時)と比較的ゆとりがあり、スタート直後のポジション争いは過度に激化しにくい傾向にあります。

525.9メートルに及ぶ長大なホームストレッチは、JRA全10場の中でも新潟競馬場外回りコースに次ぐ長さであり、最後の直線での激しい攻防を演出します。

コース形状と特性

スタート地点はホームストレッチの坂を上り切ったところに設けられており、発走後すぐに緩やかな下り坂、そして平坦部分を経て1コーナーへと向かいます。バックストレッチは約450メートルで、3コーナー手前で再び緩やかな上り坂となり、3コーナーから4コーナーにかけては下り坂が続くという、起伏に富んだ構成です。

このコース形態は、出走馬のペース配分、折り合い、そしてスタミナを総合的に問い、2度スタンド前を通過することから、特に経験の浅い3歳牝馬にとっては精神的なタフさも要求されると言えるでしょう。

求められる能力

スタミナ
瞬発力
持続力
折り合い

東京芝2400メートルで好走するためには、単一の能力だけでは不十分であり、複数の要素を高次元で備えている必要があります。基本的にはスローペースからの上がり勝負になりやすいとされていますが、オークスのようなG1レースでは、出走馬全体のレベルが高いため、総合的な能力が厳しく問われます。

東京芝2400mに求められる主要素

  • 豊富なスタミナ: 2400メートルという距離を克服するための基礎体力
  • 鋭い瞬発力: 長い直線で他馬を置き去りにする速い末脚
  • 優れた持続力: 最後までバテずに走り切る能力
  • 安定した折り合い: 道中でリズムよく走れる能力

展開と有利な脚質

レース展開は、多くの場合、中盤が緩むスローペースから、最後の直線での瞬発力勝負となる傾向が強いです。このため、差し・追い込み馬が有利とされており、実際に過去のデータを見ても、これらの脚質の馬が高い好走率を示しています。

4コーナー通過位置別の勝率

1-3番手 5.9%
4-9番手 31.7%
10番手以降 12.0%

過去10年(2013年~2022年)のオークスのデータでは、4コーナーを4番手から9番手で通過した馬が好成績を収めており、勝率31.7%(6勝、2着6回、3着7回、着外41回)という高い数字を残しています。対照的に、4コーナーを1番手から3番手で通過した馬の勝率は5.9%(1勝、2着1回、3着0回、着外32回)と低迷しており、先行有利とは言い難い状況です。

枠順の有利不利

東京芝2400メートルコースは、一般的に「枠の有利不利が少ないコース」とされています。長い直線とゆったりとしたコーナーが、枠順による有利不利を相殺する傾向にあるためです。

しかし、詳細なデータを見ると、いくつかの興味深い傾向が浮かび上がります。やや外枠が有利とされており、特に大外枠(フルゲート時の18番枠など)を引いた馬の成績が、JRA芝コース全体の平均値を大きく上回るケースが見られると指摘されています。

オークスに限定した過去10年(2013年~2022年)のデータでは、5枠が[1-1-0-18]という成績を残しており、馬番では10番と13番の好走が目立ちます。

枠順の総合判断

結論として、オークスにおいては、枠順による極端な有利不利は少ないものの、馬場の状態や展開を考慮すると、中枠からやや外目の枠が比較的レースをしやすいと言えるかもしれません。能力の高い馬であれば、多少の枠順の不利は克服できるコースと言えるでしょう。

過去10年のオークス徹底分析

過去10年のオークス 上位3頭

1着馬 父馬 前走(着順) 人気 枠番 タイム 上り3F
2024 チェルヴィニア ハービンジャー 桜花賞(13着) 2 6 2:24.0 34.0
2023 リバティアイランド ドゥラメンテ 桜花賞(1着) 1 3 2:23.1 34.0
2022 スターズオンアース ドゥラメンテ 桜花賞(1着) 3 8 2:23.9 33.7
2021 ユーバーレーベン ゴールドシップ フローラS(1着) 3 5 2:24.5 34.4
2020 デアリングタクト エピファネイア 桜花賞(1着) 1 2 2:24.4 33.1
※表は過去5年分のみ表示。完全なデータは資料を参照

人気別成績:人気馬の信頼度と穴馬の可能性

人気別3着内率

1番人気 90%
2番人気 60%
3番人気 30%
4-9番人気 20%
10番人気以下 10%

過去10年の結果を見ると、1番人気は[6-2-1-1]と非常に高い信頼性を示しており、勝率60%、連対率80%、複勝率90%という驚異的な数字です。2番人気も[1-2-3-4]と安定しており、複勝率は60%です。3番人気も[2-0-1-7]と2勝を挙げており、上位人気馬がレースの中心を担っていることが明確です。

人気分析のポイント

東京芝2400メートルは「本命党向きのコース」「人気馬が強い」傾向があり、オークスもその例外ではありません。2400メートルという距離が真の能力を試し、フロックでの勝利が起こりにくい舞台であることが、この結果に繋がっていると考えられます。

ローテーション分析

前走レース 1着 2着 3着 出走頭数 勝率 連対率 複勝率
桜花賞 7 4 4 62+ 約11.3% 約17.7% 約24.2%
フローラS 1 4 2 38+ 約2.6% 約13.2% 約18.4%
忘れな草賞 2 0 1 9+ 約22.2% 約22.2% 約33.3%
スイートピーS 0 1 0 13+ 0.0% 約7.7% 約7.7%

ローテーション別ポイント

  • 桜花賞組: 最も多くの勝ち馬を輩出しており、過去10年で7勝を挙げています。特に桜花賞で上位に入った馬は、オークスでも有力候補となります。
  • フローラS組: 過去10年で1勝、2着4回と、オークスへの重要なステップレースです。東京コースを経験している点は大きな強みです。
  • 忘れな草賞組: 過去10年で2勝を挙げており、ラヴズオンリーユー(2019年)やミッキークイーン(2015年)がこのローテーションで樫の女王に輝いています。

タイムと上がり3F

オークスの勝ちタイムは、馬場状態や展開によって変動しますが、概ね2分23秒台~2分25秒台で決着しています。良馬場であれば2分23秒台の決着も珍しくありません。

最も重要なのは上がり3F(最後の600メートル)のタイムです。過去10年の3着以内馬の平均上がり3Fタイムは約34.28秒とされており、特に勝ち馬は33秒台の非常に速い上がりを使うことが求められます。2020年のデアリングタクトは33.1秒という驚異的な末脚を記録しました。

2024年のチェルヴィニアも34.0秒、2023年のリバティアイランドも34.0秒、2022年のスターズオンアースは33.7秒と、近年の勝ち馬はいずれも34秒前後の速い上がりを使っています。このことからも、オークスを制するためには、2400メートルを走り切るスタミナに加え、直線で他馬を圧倒する瞬発力と持続力を兼ね備えている必要があることがわかります。

血統分析:オークスを制する血の力

注目種牡馬とその傾向

ドゥラメンテ

父: キングカメハメハ
母父: サンデーサイレンス

近年、オークスで最も注目すべき種牡馬と言えるでしょう。2022年のスターズオンアース、2023年のリバティアイランドと2年連続で勝ち馬を輩出しており、産駒のオークスにおける成績は[2-0-1-2](勝率40.0%、複勝率60.0%)と驚異的です。父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスという血統背景から、スピードとスタミナをバランス良く伝える能力に長けていると考えられます。

ディープインパクト

父: サンデーサイレンス
母父: Alzao

既に亡くなっていますが、その影響力は依然として絶大です。過去10年で4勝を挙げており、産駒はオークスという大舞台で数多くの名牝を送り出してきました。その瞬発力とスタミナは、東京の長い直線で最大限に活かされます。

ハービンジャー

父: Dansili
母父: Pennyslvania

2024年のチェルヴィニアが産駒初のオークス制覇を果たしました。それ以前にもモズカッチャン(2017年2着)、ナミュール(2022年3着)など多くの産駒が掲示板を賑わせており、オークスとの相性の良さがうかがえます。スタミナ豊富な産駒が多いのが特徴です。

エピファネイア

父: シンボリクリスエス
母父: カーネギー

2020年のデアリングタクトがオークスを制しており、父シンボリクリスエス譲りのパワーとスタミナを産駒に伝える傾向があります。クラシックディスタンスでの活躍が期待できる種牡馬です。

注目母父とその傾向

母父の血統も、オークスを予想する上で非常に重要な要素です。過去10年の勝ち馬の母父を見ると、海外種牡馬や輸入種牡馬の名前が多く見られ、その多くがG1勝ち馬、特にマイル以下の距離で実績を残した馬が多いという傾向があります。

具体的には、キングカメハメハ(デアリングタクト、アカイトリノムスメの母父)、サンデーサイレンス(アーモンドアイ、チェッキーノの母父)、Storm Cat(ラヴズオンリーユーの母父)、クロフネ(スタニングローズ、リリーノーブルの母父)などが好成績を収めています。

近年のトレンド配合と注目血統

  • ドゥラメンテ × スピード・クラス兼備の母父: リバティアイランド(母父All American)、スターズオンアース(母父Smart Strike)といった成功例があります。
  • ディープインパクト系 × Storm Cat系: ラヴズオンリーユー(父ディープインパクト、母父Storm Cat)がこの配合でオークスを制しています。Storm Catの血は、スピードと早熟性を伝える傾向があります。
  • キングカメハメハの血: 父としても母父としても非常に重要です。「ハービンジャー×キングカメハメハ」の配合は、モズカッチャン(2017年2着)、チェルヴィニア(2024年1着)と東京芝2400メートルで抜群の成績を収めています。

有力馬徹底分析:樫の女王候補たち

桜花賞組

エンブロイダリー

父: アドマイヤマーズ
母父: クロフネ
前走: 桜花賞(1着)
予想オッズ: 2.7倍
1番人気 桜花賞勝ち ルメール騎手

桜花賞を制し、二冠を目指す最有力候補。父アドマイヤマーズ、母父クロフネという血統背景からはマイルがベストの印象も、桜花賞で見せた勝負強さと完成度の高さは特筆すべきものがあります。ルメール騎手との再コンビも心強く、予想オッズでも断然の1番人気に支持されています。課題は2400メートルへの距離延長をどう克服するか。陣営もNHKマイルCへの出走も検討していた経緯があり、距離適性には一抹の不安も残りますが、能力でカバーできる可能性も十分にあります。

アルマヴェローチェ

父: ハービンジャー
母父: ダイワメジャー
前走: 桜花賞(2着)
予想オッズ: 3.5倍
2番人気 桜花賞2着 距離適性◎

桜花賞2着。父ハービンジャー、母父ダイワメジャーという配合で、父からスタミナを受け継いでおり、距離延長は歓迎のクチ。上村調教師も「マイルより距離が延びたほうがいい」とコメントしており、桜花賞で見せた末脚の鋭さからも、東京の長い直線は合うはずです。エンブロイダリーを逆転する可能性を秘めた一頭と言えるでしょう。予想オッズでも2番人気と高い評価を得ています。

リンクスティップ

父: キタサンブラック
母父: Kitten's Joy
前走: 桜花賞(3着)
予想オッズ: 6.5倍
3番人気 桜花賞3着 距離適性◎

桜花賞3着。父キタサンブラック、母父Kitten's Joyという血統は、2400メートルのオークスにまさにうってつけと言える配合です。桜花賞ではスタートで出遅れ、さらに道中不利がありながらも3着まで追い込んだ内容は非常に濃く、距離が延びてスムーズな競馬ができれば、上位2頭をまとめて差し切るシーンも十分に考えられます。エンジンのかかりが遅いタイプだけに、広い東京コースもプラスに働くでしょう。

フローラS組

カムニャック

父: ブラックタイド
母父: サクラバクシンオー
前走: フローラS(1着)
予想オッズ: 12.5倍
4番人気 フローラS勝ち 東京コース◎

フローラS(G2)を快勝し、オークスへの優先出走権を獲得しました。父ブラックタイドで、東京コースでの勝利は大きな強み。友道調教師も「オークス向きと思っていた」とコメントしており、本番でも有力な一頭です。予想オッズでも桜花賞組に次ぐ評価を得ています。

その他注目馬

ルージュソリテール

父: ロードカナロア
母父: ディープインパクト
前走: スイートピーS(1着)

スイートピーS(L)を勝利。父ロードカナロア、母父ディープインパクトという血統は、2018年のオークス馬アーモンドアイと同じ配合であり、注目を集めます。距離適性が鍵となりますが、秘めるポテンシャルは高いでしょう。

サヴォンリンナ

父: サトノダイヤモンド
母父: Zoffany
前走: 忘れな草賞(1着)

忘れな草賞(L)を勝利。父サトノダイヤモンドでスタミナは豊富。データ上も「前走1着」という好走条件に合致し、忘れな草賞組は過去にオークス馬を輩出している侮れないローテーションです。

追い切り分析:最終調整から状態を見抜く

レース直前の追い切りは、各馬のコンディションを把握する上で極めて重要なファクターです。単に時計の速さだけでなく、動きの質や気配、そして何よりもその馬自身の過去の好走時の調教内容との比較が重要となります。

追い切り評価の重要ポイント

  • 調教タイム: 坂路であれば全体の時計(美浦で52秒台半ば、栗東で53秒程度が標準)、ウッドチップコースであれば終いの伸び(ラスト1ハロンなど)が重要視されます。
  • 動き・気配: 時計には表れない、馬の走りっぷり、騎手の指示に対する反応、集中力なども重要な評価ポイントです。
  • 調教強度(脚色): 「馬なり(楽な手応え)」で好時計が出れば好調の証。「強め(ある程度促す)」、「一杯(目一杯追う)」といった強度と時計のバランスを見極めます。
  • 過去との比較: その馬が過去に好走した時の調教内容と比較して、今回の追い切りが「上向いているか」「維持できているか」「下降気味か」を見極めることが、的確な状態判断の鍵となります。

有力馬の最終追い切り診断と比較(1週前追い切り中心)

馬名 1週前追い切り日 コース 時計(6F - 1F) 評価
エンブロイダリー 5月15日 美浦W 81.3秒 - 11.2秒 A
アルマヴェローチェ 5月14日 栗東CW 82.4秒 - 11.2秒 A
リンクスティップ 5月15日 栗東CW 83.1秒 - 11.1秒 A
カムニャック 5月15日 栗東CW 82.4秒 - 11.2秒 A
サヴォンリンナ 5月15日 栗東CW 82.8秒 - 11.0秒 A
※最終追い切りの情報は、レース直前に要確認

1週前の追い切りでは、エンブロイダリー、アルマヴェローチェ、カムニャック、リンクスティップといった上位人気馬が軒並み好時計をマークし、順調な調整ぶりをアピールしています。特にエンブロイダリーとアルマヴェローチェはラスト1ハロン11秒2という鋭い伸びを見せており、状態の良さがうかがえます。カムニャックも同様に11秒2をマークしており、フローラSからの上積みが期待できそうです。リンクスティップもラスト11秒1と切れ味を見せており、長距離適性と合わせて注目されます。

オークス2025 総合分析と展望

予想オッズの分析と評価

エンブロイダリー
2.7倍
アルマヴェローチェ
3.5倍
リンクスティップ
6.5倍
カムニャック
12.5倍
エリカエクスプレス
13.6倍

netkeibaの予想オッズ(5月18日時点)では、エンブロイダリーが2.7倍で1番人気、アルマヴェローチェが3.5~3.6倍で2番人気、リンクスティップが6.5~6.6倍で3番人気と、桜花賞上位3頭が人気を集めています。競馬ブックの予想オッズでも同様の序列で、エンブロイダリー2.5倍、アルマヴェローチェ3.3倍、リンクスティップ5.6倍となっています。

レース展開予想と注目すべきポイント

東京芝2400メートルは、正面スタンド前の直線からスタートし、最初のコーナーまで約350メートルと比較的距離があるため、序盤のポジション争いはそれほど激化しない傾向にあります。しかし、フルゲートのG1レースとなれば、各馬が有利な位置を確保しようとするため、ある程度の駆け引きは予想されます。

過去の傾向からは、中盤でペースが落ち着き、最後の直線での瞬発力勝負(上がり勝負)になることが多いとされています。いずれにしても、525.9メートルという長い直線が勝負のポイントとなることは間違いありません。道中いかにスムーズに運び、折り合いをつけて脚を温存できるか、そして直線で持続力のある末脚を繰り出せるかが鍵となります。4コーナーを4番手から9番手あたりで迎え、直線で末脚を爆発させるのが理想的な勝ちパターンと言えるでしょう。

現時点での注目馬と推奨理由

おわりに

第86回オークス(優駿牝馬)は、桜花賞で世代トップクラスの能力を示した馬たちが、2400メートルという未知の距離で再び激突する、非常に興味深い一戦となります。桜花賞馬エンブロイダリーの二冠達成なるか、それとも距離適性に優れた馬が新たな女王として名乗りを上げるのか、目が離せません。

本レポートで分析した血統、ローテーション、コース適性、追い切り、過去の傾向、そして予想オッズといった多角的な視点から、各馬の能力と適性を見極めることが、オークス攻略の鍵となるでしょう。特に、桜花賞で見せたスピード能力と、2400メートルを走り切るスタミナとのバランスが、勝敗を分ける重要な要素となります。

レース当日は、各馬の気配やパドックでの状態、そしてレース展開にも注目し、牝馬クラシック第二弾の熱戦を存分にお楽しみください。歴史的名牝が誕生する瞬間に立ち会えるかもしれません。