チビ六の冒険 - 人助けの旅
日曜日の午後 - 町での出来事
「ああ、この静岡の町にも、不幸な人ぴびとが何千、何万といるんだ。そして、ほくが手をさしのべるのを待っているはずだ。」
不幸な人を探して町を歩く
人助けしたい気持ちはあるが、方法がわからない
公園での出会い
「どうなさったのですか?」
「なにか、ほくに、できることがありましたら...」
「よわったな、ほくたちはね、恋人どうしなんだ。」
「つまり、ほくたちはデートをしてるってわけなんだ。」
「それなら、うれしいはずじゃありませんか。なぜ、泣くんですっ」
「ミッちゃんは、ほくに結婚を申しこまれて、うれしくて、そっとひとりで泣いていたんだよ。」
😕 → 😣 → 😞
「なんだい、あれは。いい年をして、なにがミッちゃんだ。女だってそうだ。めそめそしやがって。」