日本からはダノンマッキンリー(2番)、ウインカーネリアン(8番)、ピューロマジック(10番)の3頭が参戦。イギリスからはビリーヴィング(9番)やリージョナル(7番)など強豪が揃う国際的なG1レースとなりました。日本馬は2頭が上位3着以内に入る健闘を見せました。
今回のアルクオーツスプリントでは、日本馬が2着・4着に入る健闘を見せました。特にウインカーネリアンは先行策を取り、最後まで粘って2着に入りました。これまでの日本馬の同レースでの最高成績が9着だったことを考えると、大きな進歩と言えます。
ヨーロッパのトップスプリンターであるビリーヴィングやリージョナルを相手に互角以上の走りを見せたことは、日本の短距離馬の実力を世界に示す結果となりました。
勝利を収めたビリーヴィングは、クールモアが約6億円で購入した牝馬です。一度は引退も考えられましたが、現役続行を決断し、G1レースでの再勝利を果たしました。
調教師のG.ボーウィー氏は「この馬はタフな牝馬」と評価しており、今後も重賞での活躍が期待されます。クールモアの馬主戦略としても、高額購入馬の活躍は投資回収の好例となりました。