📝 月の基本情報

📎

月とは、地球の周りを回る衛星です。

覚えておきたい! 太陽系の惑星は「水金地火木土天海」の順に並んでいて、地球は太陽から3番目に近い惑星です。

  • 🔍 直径:約3,500km
  • 🔭 地球からの平均距離:38万km
  • 👀 地球からの見え方:太陽と同じくらいの大きさに見える
  • ⚖️ 重力:地球の1/6
  • 🌬️ 特徴:大気や水はなし

ちょっと豆知識! 月と太陽の関係が面白い!

・太陽の直径は月の約400倍

・太陽までの距離は月までの約400倍

→だから地球から見ると、月と太陽はほぼ同じ大きさに見えるんだ!

月の表面にある「クレーター」って何?

隕石が衝突してできたくぼみだよ!地球にも少しあるけど、月には大気がないから風化せずにたくさん残っているんだ。

💡月面に旗を立てるとどうなる?

重力が地球の1/6あるので、旗は宇宙に浮かび上がるのではなく、下に垂れ下がります

アポロ計画で立てられた旗がひらひらしているように見えるのは、支え棒があるからです!

🔍 月はどんな形?

地球から見ると円形に見えますが、実は球体です!

その証拠として:

  • 月の中央部分のクレーターは円形
  • 月の縁のクレーターは楕円形に見える

もし円盤だったら、すべてのクレーターが円形に見えるはずです!

🌓 月の満ち欠け

月は29.5日かけて、満ち欠けの一周期を繰り返します。

これが、1ヶ月が約30日となった理由です!

新月
三日月
上弦の月
十三夜月
満月
十六夜月
下弦の月
二十七日月

満ち欠けのスピード

新月→満月:約15日

満月→新月:約15日

各段階の変化:約1週間ごと

⚠️注意:三日月は右側が光るのが正しい形です。左側が光る月は「三日月」とは言いません!

☀️ なぜ満ち欠けするの?

月は自ら光を発しておらず、太陽の光を反射して明るく見えています。

月は常に半分だけ太陽に照らされていますが、地球からは様々な角度で見るため、光って見える部分が変化していくんだ!

新月
12時
上弦
18時
満月
0時
下弦
6時

🕰️ 月の見える時刻

📎

月の形によって、南中する時刻が異なります。

各月の南中時刻(約)

  • 🌑 新月:12時 (昼間・見えない)
  • 🌓 上弦の月:18時 (夕方)
  • 🌕 満月:0時 (真夜中)
  • 🌗 下弦の月:6時 (朝)

法則性を見つけよう!

月の南中時刻は1日に約48分ずつ遅くなるよ!

計算方法:12時間 ÷ 15日 = 0.8時間 = 48分

月の出~月の入りまで

月が東の地平線から出てから西の地平線に沈むまで、約12時間かかります。

❓ 問題演習

問題1:満月が東の地平線から昇るのは何時ごろですか?

答え:18時頃

解説:満月は0時に南中するので、その約6時間前に東から昇ります。

問題2:上弦の月が21時に見える方角は?

答え:西の方角

解説:上弦の月は18時に南中するので、3時間後の21時には西の空に見えます。

問題3:朝9時に南中する月は何ですか?

答え:新月

解説:新月は12時に南中するのが基本。1日に48分ずつ遅くなるので、約3時間早い9時に南中するのは新月になります(見えませんが)。

💭 まとめ

月は地球の周りを約29.5日かけて公転しています。

月の満ち欠けは、太陽光の反射によって生じます。

月の形と見える時刻・方角には規則性があります。

自分で後点図を描けるようになり、月の動きを理解することが大切です!

テスト頑張ろう!