植物が二酸化炭素と水を使って、でんぷんと酸素を作り出す働き。
植物が光合成する目的は「でんぷん」を作ること!酸素は副産物として外に出している。
生物の細胞が酸素を使ってエネルギーを生み出す働き。
呼吸は動物も植物も24時間行っている基本的な生命活動!
光合成:二酸化炭素→酸素(昼間中心)
↕️
呼吸:酸素→二酸化炭素(24時間)
光合成と呼吸は反対の反応!
光合成で二酸化炭素から炭素を取り出し、でんぷんの形で蓄える。
ご飯が焦げて黒くなるのは、炭素が見えるから!
植物の細胞にある葉緑体(緑色の粒)が光合成を行う。
葉緑素:葉緑体に含まれる緑色の色素
光合成で作れるのは「でんぷん」という栄養だけ!
他の栄養は根から水と一緒に吸収する必要があるよ。
葉の表面にある小さな穴。特に裏側に多い。
気孔のまわりには「孔辺細胞」がある
↓ ↓ ↓
形を変えて気孔を開けたり閉めたりする
葉で作られたでんぷんは葉脈を通って全身に運ばれる。
でんぷんは水に溶けにくいので、水に溶けやすい形に変えて運ぶよ。
葉を1日中暗いところに置く(葉のでんぷんをなくすため)
一部分にアルミホイルを巻いて日光に当てる(光が必要か確かめるため)
葉を取り、熱湯に浸ける(細胞を壊すため)
湯煎したアルコールに葉を浸して色素を抜く(注意!直接火にかけない)
水で洗う(アルコールを洗い流すため)
ヨウ素液をかける
結果を観察する
2つのビニール袋を用意する
両方に息(二酸化炭素が多い)を入れる
一方には植物の葉を入れ、光を当てる
しばらく後、両方の袋の気体を石灰水に通す
息を吹き込んだ水(二酸化炭素が豊富)に水草を入れる
水温を一定に保つため、水槽を挟んでライトを当てる
気泡(酸素)が出てくるのを観察する
発芽中の豆を三角フラスコに入れる
石灰水を入れると白く濁る → 二酸化炭素が出ていることの証拠!
2つの三角フラスコに発芽中の豆を入れる
一方には二酸化炭素を吸収する液体、もう一方には水を入れる
ガラス管とインク液で空気の動きを観察する
大きな水槽の中で実験を行い、温度を一定に保つ
光合成 🌞 | 呼吸 💨 | |
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反応式 | 二酸化炭素 + 水 → でんぷん + 酸素 | 養分 + 酸素 → エネルギー + 二酸化炭素 + 水 |
目的 | でんぷん(栄養)を作る | エネルギーを取り出す |
行われる時間 | 光が当たる時(主に昼間) | 24時間(常に) |
必要なもの | 光、葉緑体、二酸化炭素、水 | 酸素、養分(でんぷんなど) |
場所 | 主に葉(葉緑体がある場所) | 全身の細胞 |
重要ポイント!
植物は昼間でも呼吸をしているが、光合成の方が活発なので、全体としては二酸化炭素を吸収して酸素を放出している。
次回はもっと詳しく学んでいきましょう :)